関西馬贔屓による中央競馬記録 ~関西馬対関東馬~

予想は一切ありません 中学生の頃から関西馬を応援してきた競馬ファンの視点で、中央競馬の記録を残していきます。

第57回金鯱賞(G2)は『関西馬7頭』対『関東馬3頭』の10頭立て 1984年以降は『関西馬36勝』対『関東馬1勝』

2021年中央競馬1月開催分【人気と着順・相関データ】エクセルファイル集

金鯱賞(G2)1984年以降の関西馬関東馬

1984グレード制施行後から昨2020年まで、
関西馬関東馬それぞれの勝ち鞍数は、

  関西馬 関東馬
勝利 36 1

※数字は全て手元調べで、以下同じ。

と、
関西馬が圧倒的。

1984年以前のレースを振り返っても、
1965年の第1回を関東馬が勝ってて、
それを含めて関東馬の勝利は3勝のみ。(19回中)

出走馬も関西馬が圧倒的多数。

結果がこうなるのも当然の帰結

【G2】ながら、関東の実力馬がほとんど出走してこない・・・?
という事情は、
レースの『性格』によるものだろうか?

1984年当時の『格』は【G3】で、開催時期は夏の中京。
1995年までは、明らかな夏(梅雨時期?)のローカル重賞。

翌96年に現在の芝2000Mになり、
開催時期が少し早まって、【G2】に格上げ、
【G1】宝塚記念へのステップレースの位置づけに。

2012年には、
開催時期が年末の中京開催へ。

そして、
2017年、現在の開催要領に。

偏見だけど・・・

関東の厩舎って、
現在、
クラシックレース以外の西の【G1】レースをあまり重要視していないように思える。

大阪杯宝塚記念、しかり・・・

近年は、
海外遠征も選択肢の一つだし・・・この時期は特に。

同じ遠征するなら海外の方が・・・?ってこともないだろうが。

何はともあれ、
【G2】でありながら、
ほぼ西のローカル重賞の色が濃いレース。

さて今年は、
関西馬7頭』対『関東馬3頭』の10頭立て。

【G1】大阪杯へのステップという意味は薄い気もするけれど、
小頭数でもメンバーは揃った。

馬場がどこまで回復するのか。

三冠牝馬は馬場不問のようにも思えるけれど、
良馬場に越したことはなさそう。

関東馬グローリーヴェイズ(牡6歳 美浦尾関知人厩舎)は、
前走ジャパンカップの内容、実績からも、
おそらく実力差は、無いのでは?

サトノフラッグ(牡4歳 美浦国枝栄厩舎)も、
騎手との総合力?でまだまだ見限れない。

関西馬贔屓としては、
ポタジェ(牡4歳 栗東友道康夫厩舎)は気になる。

圧倒的なポテンシャル・・・を示してきたわけじゃない。
相手も一気に強化。

それでも、
相手也にキッチリ勝ってきた走りっぷりからは、
強い相手に引き出されるように、
表せる能力も秘めているかも?
と、走る前なら期待はいくらでも。。。

それでも結局、
デアリングタクト(牝4歳 栗東杉山晴紀厩舎)か。。。

今年の古馬チャンピオン候補の一頭の走り、 やっぱり大注目。。。


グレード制が敷かれた1984年以降の『金鯱賞』における『関西馬』対『関東馬

※データは全て手元調べで公式なものではありません※

『※勝利比率』は関西馬関東馬が共に出走したレース数に対する数字
『※2着内比率』『※3着内比率』も同様

G2 中京競馬場 芝2000M
1984年のグレード制施行後から昨年まで37レース開催
  関西馬 関東馬 地方馬
出走頭数 452 56  
出走数比率 89.0% 11.0%  
勝利 36 1  
全勝利比率 97.3% 2.7%  
※勝利比率 96.0% 4.0%  
勝率 7.96% 1.79%  
単勝
回収率
65.4% 16.1%  
2着 33 4  
全2着内比率 93.2% 6.8%  
※2着内比率 90.0% 10.0%  
連対率 15.27% 8.93%  
3着 33 4  
全3着内比率 91.9% 8.1%  
※3着内比率 88.0% 12.0%  
複勝 22.57% 16.07%  
複勝
回収率
70.2% 51.8%  

 

年度別結果

頭数 出走馬所属先 勝馬 所属
関西馬 関東馬 地方馬 性齢 時計 勝馬 2着 3着
56回 20 12 7 5   サートゥルナ―リア 牡4 2:01.6 西
55回 19 13 11 2   ダノンプレミアム 牡4 2:00.1 西 西 西
54回 18 9 8 1   スワーヴリチャード 牡4 2:01.6 西 西 西
53回 17 16 11 5   ヤマカツエース 牡5 1:59.2 西 西 西
52回 16 13 10 3   ヤマカツエース 牡4 1:59.7 西 西
51回 15 12 8 4   ミトラ セ7 1:58.8 西
50回 14 17 14 3   ラストインパクト 牡4 1:58.8 西 西 西
49回 13 14 13 1   カレンミロティック セ5 1:59.6 西 西 西
48回 12 12 10 2   オーシャンブルー 牡4 2:00.4 西 西 西
47回 11 16 16     ルーラーシップ 牡4 2:02.4 西 西 西
46回 10 14 13 1   アーネストリー 牡5 1:59.5 西 西 西
45回 09 18 14 4   サクラメガワンダー 牡6 1:58.4 西 西
44回 08 17 17     エイシンデピュティ 牡6 1:57.2 西 西 西
43回 07 12 11 1   ローゼンクロイツ 牡5 1:57.2 西 西 西
42回 06 10 8 2   コンゴウリキシオー 牡5 1:58.8 西 西 西
41回 05 10 8 2   タップダンスシチー 牡8 1:58.9 西 西 西
40回 04 12 11 1   タップダンスシチー 牡7 1:57.5 西 西 西
39回 03 14 10 4   タップダンスシチー 牡6 1:58.9 西 西 西
38回 02 18 14 4   ツルマルボーイ 牡4 1:58.3 西 西 西
37回 01 13 11 2   ミッキーダンス 牡5 1:59.9 西 西
36回 00 11 10 1   メイショウドトウ 牡4 1:58.5 西 西 西
35回 99 15 13 2   ミッドナイトベッド 牡5 1:59.7 西 西 西
34回 98 9 8 1   サイレンススズカ 牡4 1:57.8 西 西
33回 97 9 9     ゼネラリスト 牡4 2:02.3 西 西 西
32回 96 13 13     フジヤマケンザン 牡8 2:01.4 西 西 西
31回 95 16 16     サマニベッピン 牝5 1:48.3 西 西 西
30回 94 10 10     マーベラスクラウン セ4 1:48.1 西 西 西
29回 93 13 13     ウィッシュドリーム 牡4 1:46.7 西 西 西
28回 92 16 16     イクノディクタス 牝5 1:47.5 西 西 西
27回 91 12 12     ムービースター 牡5 1:46.6 西 西 西
26回 90 15 14 1   マロングラッセ 牝6 1:47.3 西 西 西
25回 89 15 15     マルブツファースト 牡7 1:48.0 西 西 西
24回 88 13 12 1   パッシングパワー 牡5 1:47.4 西 西 西
23回 87 16 15 1   ノックアウト 牡4 1:47.7 西 西 西
22回 86 21 19 2   イズミスター 牡4 1:51.8 西 西
21回 85 17 17     キャノンゼット 牡5 1:50.4 西 西 西
20回 84 15 15     トーワカチドキ 牡5 1:52.8 西 西 西

 

名称 1996年まで 東海テレビ金鯱賞
1997年から現行
競馬場・コース 第1回~1995年※ 中京競馬場芝1800M
1993年 京都競馬場芝1800M
1996年~※ 現行
2010,11年 京都競馬場芝2000M
格付け 1984年~1995年『G3』
1996年から現行