関西馬贔屓による中央競馬記録 ~関西馬対関東馬~

予想は一切ありません 中学生の頃から関西馬を応援してきた競馬ファンの視点で、中央競馬の記録を残していきます。

1984年から昨年までの『報知杯弥生賞ディープインパクト記念』(G2)は『関西馬20勝』対『関東馬17勝』

2021年中央競馬1月開催分【人気と着順・相関データ】エクセルファイル集

◆報知杯弥生賞ディープインパクト記念(G2)1984年以降の関西馬関東馬

1984グレード制施行後から昨2020年まで、
関西馬関東馬それぞれの勝ち鞍数は、

  関西馬 関東馬 地方馬
勝利 20 16 1

※数字は全て手元調べで、以下同じ。

と、
若干関西馬がリード中。

この5年間で関西馬が4勝。
そのぶんだけ関西馬がリードしている格好か。

クラシックのトライアル戦としては、
最も【格】を感じさせる伝統のレース。

少し前までは皐月賞よりもむしろ、
ダービーに影響を及ぼす、
としても重きが置かれたレース、でもある。

それ故か、
1984年以降、関西馬の出走比率は40%にも満たないけど、
同じ間、ダービーで圧倒的な勝ち星数を誇る関西馬勢が、
勝利数、2着馬数で過半数を占めて、
中山のレースながら、関西馬が優勢を誇っている。

でも・・・

関西馬の4連勝で迎えた昨年は、
上位3着内を関東馬が占めた。

これは、
関西馬の出走が1頭だった、1989年以来31年振りの出来事だった。

実に30年の間、
遠征の関西馬は馬券になり続けて、
その間、6度、3着内を独占もしている。

長らく続く、
中央競馬の『西高東低』時代を、
物語るレースの一つ。

そして、 5年連続産駒が勝ち続けている種牡馬ディープインパクト

残念ながら今年は産駒の出走が無く、記録が途切れることに・・・

2020年生まれがほぼいない?
今年の2歳世代が事実上ラストクロップのディープインパクト産駒・・・
来年このレースに大物を送り込めるのか・・・

さて、今年のメンツは。。。

関西馬3頭』対『関東馬7頭』の10頭立て。

クラシックに臨む伝統あるレースとしては、
出走メンバーの質を想うと・・・
個人的にはこれまでのステップレースより見劣り感が・・・

だから、
ここから2020年を始動する2歳王者ダノンザキッド(栗東安田隆行厩舎)が、
一際目立って感じる。

人気上は、
クリストフ・ルメール騎手が騎乗する2戦2勝、
関東馬シュネルマイスター(美浦手塚貴久厩舎)が対抗するのかな・・・

・・・今更ながら、
クリストフ・ルメール騎手は関東所属のよう。。。

彼の『お手馬』の極上馬達は、最近はほぼ『関東馬』・・・(※イメージ)

たとえそのルメール騎手が相手?でも、
ここは、
川田将雅騎手のダノンザキッドに、普通に、勝ってもらいたい。。。

普通に勝つと思うのだが・・・


1984年以降の『報知杯弥生賞ディープインパクト記念』における『関西馬』対『関東馬

※データは全て手元調べで公式なものではありません※

『※勝利比率』は関西馬関東馬が共に出走したレース数に対する数字
『※2着内比率』『※3着内比率』も同様

G2 中山競馬場 芝2000M
1984年のグレード制施行後から昨年まで37レース開催
  関西馬 関東馬 地方馬
出走頭数 167 265 10
出走数比率 37.8% 60.0% 2.3%
勝利 20 16 1
全勝利比率 54.1% 43.2% 2.7%
※勝利比率 60.6% 36.4% 3.0%
勝率 11.98% 6.04% 10.00%
単勝
回収率
52.9% 66.5% 39.0%
2着 20 17  
全2着内比率 54.1% 44.6% 1.4%
※2着内比率 60.6% 37.9% 1.5%
連対率 23.95% 12.45% 10.00%
3着 15 21 1
全3着内比率 49.5% 48.6% 1.8%
※3着内比率 55.6% 42.4% 2.0%
複勝 32.93% 20.38% 20.00%
複勝
回収率
75.4% 59.3% 44.0%

 

年度別結果

頭数 出走馬所属先 勝馬 所属
関西馬 関東馬 地方馬 性齢 時計 勝馬 2着 3着
57回 20 11 4 7   サトノフラッグ 牡3 2:02.9
56回 19 10 4 5 1 メイショウテンゲン 牡3 2:03.3 西 西
55回 18 10 6 4   ダノンプレミアム 牡3 2:01.0 西 西 西
54回 17 12 6 5 1 カデナ 牡3 2:03.2 西 西 西
53回 16 12 7 5   マカヒキ 牡3 1:59.9 西 西 西
52回 15 11 6 5   サトノクラウン 牡3 2:01.8 西
51回 14 13 8 4 1 トゥザワールド 牡3 2:01.4 西 西
50回 13 12 6 6   カミノタサハラ 牡3 2:01.0 西
49回 12 15 7 8   コスモオオゾラ 牡3 2:03.9 西
48回 11 11 6 5   サダムパテック 牡3 2:01.0 西 西
47回 10 13 7 6   ヴィクトワールピサ 牡3 2:06.1 西 西
46回 09 10 6 4   ロジユニヴァース 牡3 2:03.5 西
45回 08 16 7 9   マイネルチャールズ 牡3 2:01.8 西
44回 07 14 6 6 2 アドマイヤオーラ 牡3 2:00.5 西 西
43回 06 10 6 4   アドマイヤムーン 牡3 2:01.5 西 西 西
42回 05 10 4 6   ディープインパクト 牡3 2:02.2 西 西
41回 04 10 3 6 1 コスモバルク 牡3 2:00.5 北海道 西
40回 03 11 3 8   エイシンチャンプ 牡3 2:02.3 西
39回 02 11 2 9   バランスオブゲーム 牡3 2:02.0 西
38回 01 8 4 4   アグネスタキオン 牡3 2:05.7 西 西 西
37回 00 16 6 8 2 フサイチゼノン 牡3 2:02.3 西 西 西
36回 99 15 7 8   ナリタトップロード 牡3 2:03.5 西 西
35回 98 13 7 6   スペシャルウィーク 牡3 2:01.8 西 西
34回 97 14 7 7   ランニングゲイル 牡3 2:02.2 西 西
33回 96 13 5 7 1 ダンスインザダーク 牡3 2:02.7 西 西
32回 95 10 4 5 1 フジキセキ 牡3 2:03.7 西 栃木
31回 94 11 6 5   サクラエイコウオー 牡3 2:01.3 西
30回 93 11 7 4   ウイニングチケット 牡3 2:00.1 西 西
29回 92 9 2 7   アサカリジェント 牡3 2:01.5 西
28回 91 10 4 6   イブキマイカグラ 牡3 2:01.7 西 西
27回 90 14 2 12   メジロライアン 牡3 2:05.4 西
26回 89 16 1 15   レインボーアンバー 牡3 2:07.7
25回 88 11 1 10   サクラチヨノオー 牡3 2:01.1 西
24回 87 11   11   サクラスターオー 牡3 2:02.1
23回 86 11   11   ダイシンフブキ 牡3 2:02.4
22回 85 13   13   スダホーク 牡3 2:03.0
21回 84 14   14   シンボリルドルフ 牡3 2:01.7

 

名称 2019年まで 報知杯弥生賞
2020年から現行
競馬場・コース 1988年のみ 東京競馬場芝2000M
格付け 1986年まで『G3』
1987年~2006年『G2』
2007年~2009年『Jpn2』
2010年から現行