関西馬贔屓による中央競馬記録 ~関西馬対関東馬~

予想は一切ありません 中学生の頃から関西馬を応援してきた競馬ファンの視点で、中央競馬の記録を残していきます。

阪急杯を制した関西馬レシステンシアは2021年スプリント路線?で期待したい1番馬 2021年中央競馬全重賞東西勝ち鞍数対決は『関西馬12勝』対『関東馬10勝』

■2021年2月28日中央競馬開催終了

■先週の重賞 東西対決結果

先週の重賞は東西で計2鞍
関西馬 関東馬
1勝 1勝


■先週の重賞ウィナー

日時 レース 勝馬 性齢 時計 着差 所属
2/28 中山記念
芝1800M
G2 ヒシイグアス 牡5 1:44.9 クビ 美浦
堀宣行
2/28 阪急杯
芝1400M
G3 レシステンシア 牝4 R1:19.2 2馬身 栗東
松下武士


先週の重賞は東西で2鞍。

東西勝ち鞍対決は、
関西馬1勝』対『関東馬1勝』のタイ・・・

2月の4週の重賞は『東西両陣営』が勝ったり負けたり・・・

2月は計11レースの重賞があって、
関西馬が5勝、
関東馬が6勝・・・

で、
2021年の6分の1が終了して、
中央競馬の重賞における東西勝ち鞍数対決は、
関西馬12勝』対『関東馬10勝』・・・

関西馬贔屓としては、非常に物足りない・・・

でも、
昨年は、というと、
この時期で、『関西馬13勝』対『関東馬9勝』・・・

そんなに変わらない・・・

そして、
出走馬比率も、連対率も、複勝率も、極端には変わらない・・・

昨年もこのあたりまではヤキモキしていたけど、
3歳クラシックの三冠馬
3歳牝馬三冠馬
等が誕生して、
結局は、関西馬が100勝にあと2勝、とするまで重賞の勝ち鞍を重ねてくれた。

しかし今年は、
クラシック路線で決して優勢とは言えない関西馬・・・
どうなることか・・・

さて、
伝統の中山記念(G2)は、
関東馬ヒシイグアス(牡5歳 美浦堀宣行厩舎)が力強く競り勝ち。

関東馬の勝利は、7年連続で、
1984年のグレード制施行後、30勝目。(※手元調べ、以下同じ。)

・・・この間、関西馬は僅かに8勝しかできていない・・・

ジャスタウェイ
ヴィクトワールピサ
カンパニー
キングヘイロー
サイレンススズカ・・・

関西馬勝馬を近年からこう並べると、
『G1』を勝っていたか、この後勝とうか、そんなメンツで、
伝統の『G2』に相応しい重厚感がある。

それを思えば、
今年の関西馬は明らかに『足らない』メンバーだった・・・

勝馬は、重賞連覇で計4連勝。
速い勝ち時計はともかく、
競り勝った脚勢は実に力強かった。

間違いなく地力強化。

そしてこの後は、
優先出走権を得た、『G1』か。

今年の『大阪杯』は今のところ、
ドバイ遠征組を除けば、チャンピオン候補が揃う注目の一戦になろうとしている。

その『候補』達は、
今まで対戦してきた相手とは明らかに質が違う・・・と思える。

でもその候補達はいずれも今季緒戦・・・

ヒシイグアスが無事に出走した、として、
あっと言わせるシーンがあるのか・・・

関西馬贔屓としては観たくは無いけど・・・

阪急杯(G3)は、
関西馬レシステンシア(牝4歳 栗東松下武士厩舎)が、
圧倒的なスピード能力を魅せて逃げ切り勝ち。

関西馬の勝利は2年振りで、
1984年のグレード制施行後、32勝目。(※関西馬同士の同着勝利を複数カウント。)

勝ち時計は同じ舞台の前週の京都牝馬ステークスを上回って、
このコースのレコード更新。

しかも、最後突き放して2馬身差。

決して強引ではなく、
集団を引き連れて自然に逃げる格好の展開は、
個人的には非常に好ましく見えた。

だから楽だったのかな?
最後の直線の脚色も以前にも増して力強く魅せて、
見事な勝ちっぷりだった。

久々の1400M戦はこれで3戦3勝。

マイル戦になると最後、
少し足りなくなる傾向のレース振りから一変、
距離、コース、明らかに向いていそう。

あんなレース見せられては、
関西馬贔屓としては、
スプリント路線の『女王』を期待せざるを得ない。。。

1200M戦はまだ未知数には違いないが、
個人的にはマイル戦より期待感が高まる。

無事なら、
今年のレシステンシアは、
『スプリント路線』で非常に楽しみ。。。


2021年の中央競馬、重賞の勝利数は、

関西馬『12』勝 関東馬『10』勝

詳細は下記の通り。


■2021年JRA全重賞における東西対決結果

※数字は全て手元調べで公式なものではありません※

2021年中央競馬重賞 全22レース
  関西馬 関東馬 地方馬 外国馬
出走頭数 214 121 2  
出走数比率 63.50% 35.91% 0.59%  
勝利 12 10    
勝利比率 54.55% 45.45%    
勝率 5.61% 8.26%    
単勝回収率 61.6% 53.1%    
2着 16 6    
2着内比率 63.64% 36.36%    
連対率 13.08% 13.22%    
3着 13 9    
3着内比率 62.12% 37.88%    
複勝 19.16% 20.66%    
複勝回収率 80.7% 54.5%    
No. レース G 頭数 出走馬
所属先
結果
関西馬 関東馬 地方馬 海外馬 勝馬 2着 3着
22 阪急杯 G3 17 16 1     西 西 西
21 中山記念 G2 14 6 8     西
20 小倉大賞典 G3 16 13 3     西 西 西
19 フェブラリーS G1 16 13 2 1   西
18 京都牝馬S G3 16 11 5     西 西 西
17 ダイヤモンドS G3 16 9 7    
16 京都記念 G2 11 8 3     西 西 西
15 共同通信杯 G3 12 6 6     西 西
14 クイーンC G3 16 6 10     西
13 きさらぎ賞 G3 11 6 5     西 西
12 東京新聞杯 G3 16 9 7     西
11 シルクロードS G3 18 12 6     西 西 西
10 根岸S G3 16 13 2 1   西 西 西
9 東海S G2 15 11 4     西 西
8 AJCC G2 17 7 10     西 西
7 日経新春杯 G2 16 11 5     西 西 西
6 京成杯 G3 12 6 6     西
5 愛知杯 G3 18 13 5     西
4 フェアリーS G3 16 3 13    
3 シンザン記念 G3 15 11 4     西 西 西
2 京都金杯 G3 16 15 1     西 西
1 中山金杯 G3 17 9 8