関西馬贔屓による中央競馬記録 ~関西馬対関東馬~

予想は一切ありません 中学生の頃から関西馬を応援してきた競馬ファンの視点で、中央競馬の記録を残していきます。

今週はベテラン?5歳、6歳世代が重賞制覇 2021年中央競馬全重賞東西勝ち鞍対決は『関西馬7勝』対『関東馬4勝』

■2021年1月31日中央競馬開催終了

■今週の東西対決結果

今週の重賞は東西で計2鞍
関西馬 関東馬
2勝  


■先週の重賞ウィナー

日時 レース 勝馬 性齢 時計 着差 所属
1/31 根岸S
D1400M
G3 レッドルゼル 牡5 1:22.3 アタマ 栗東
安田隆行
1/31 シルクロードS
芝1200M
G3 シヴァージ 牡6 1:08.3 1馬身1/4 栗東
野中賢二


今週の重賞は2鞍。

東西勝ち鞍対決は、
先週に続いて『関西馬2勝』。。。

共に古馬の重賞で、
勝ったのは5歳、6歳世代。
依然として『ベテラン』強し。。。

根岸ステークス(G3)は、
関西馬レッドルゼル(牡5歳 栗東安田隆行厩舎)が勝利。

関西馬の勝利は、3年連続で、
全35回のレース中、23勝目。(※手元調べ、以下同じ。)

3着内も関西馬が独占。
これも3年連続で、
しかも今年を含めて、直近11回のレース中、10回目で、
全35回中、なんと19回目。。。

ちなみに、
関東馬の3着内独占は、
レースの創設から数年を中心に、6回。

その6回目が1997年で、それ以降、関東馬の上位独占は、無い。

関東のレースにして、
昨年は関東馬の出走が無く、今年も僅かに2頭。

全35回を通しても、
関西馬の出走比率は約60%で、
勝率、連対率、複勝率、全てに関西馬が上回って、
関東において関西馬の活躍が目立つ重賞は珍しくは無いけども、
その典型的なレース。

中央競馬においてダート路線が整備されて以降、
関西馬が圧倒的に強い、
そんな傾向を顕著に表すレースでもある。

今年もその通りの結果となってくれた。。。

川田将雅騎手は、東京で土日のメインレースを勝利。

騎乗数は彼らしく?相変わらず少ないし、
まだまだ彼の能力に相応しい存在観は示せていないけど、
徐々に勝ち鞍数は増えていくんだろう。。。

シルクロードステークス(G3)は、
関西馬シヴァージ(牝6歳 栗東野中賢二厩舎)が鋭く差し切り勝ち。

関西馬の勝利は11年連続で、
全26回のレースで、22勝目。

3着内をこちらも関西馬が独占して、
レース史上、9回目。

しかしながらこのレースは、
逆に関西圏において関東馬が健闘しているレースでもある。

関東馬の出走比率は、
今年のレースを終えて、約25%。

勝率こそ関西馬が高いけど、
連対率はほぼ同じ、
複勝率に至っては、
全26回中、3着に関東馬11頭が入って、関西馬を大きく上回っている。

マイルやスプリント路線は、
『西高東低』の中央競馬の勢力図の中でも、
それほどには格差は感じない・・・
そんなイメージ通りの結果が表れているレースで、
関東馬が6頭出走した今年は関西馬が上位を独占。

まだまだ始まったばかりの2021年中央競馬

川田将雅騎手同様?
関西馬関東馬の様相も、
徐々に収まるところに収まってくれるのかな。。。今年も。。。


2021年の中央競馬、重賞の勝利数は、

関西馬『7』勝 関東馬『4』勝

詳細は下記の通り。


■2021年JRA全重賞における東西対決結果

※数字は全て手元調べで公式なものではありません※

2021年中央競馬重賞 全11レース
  関西馬 関東馬 地方馬 外国馬
出走頭数 111 64 1  
出走数比率 63.07% 36.36% 0.57%  
勝利 7 4    
勝利比率 63.63% 36.36%    
勝率 6.31% 6.25%    
単勝回収率 84.3% 28.1%    
2着 6 5    
2着内比率 63.63% 36.36%    
連対率 11.71% 14.06%    
3着 7 4    
3着内比率 60.61% 39.39%    
複勝 18.02% 20.31%    
複勝回収率 84.9% 63.0%    
No. レース G 頭数 出走馬
所属先
結果
関西馬 関東馬 地方馬 海外馬 勝馬 2着 3着
11 シルクロードS G3 18 12 6     西 西 西
10 根岸S G3 16 13 2 1   西 西 西
9 東海S G2 15 11 4     西 西
8 AJCC G2 17 7 10     西 西
7 日経新春杯 G2 16 11 5     西 西 西
6 京成杯 G3 12 6 6     西
5 愛知杯 G3 18 13 5     西
4 フェアリーS G3 16 3 13    
3 シンザン記念 G3 15 11 4     西 西 西
2 京都金杯 G3 16 15 1     西 西
1 中山金杯 G3 17 9 8