関西馬贔屓による中央競馬記録 ~関西馬対関東馬~

予想は一切ありません 中学生の頃から関西馬を応援してきた競馬ファンの視点で、中央競馬の記録を残していきます。

共同通信杯を制した関東馬エフフォーリアはチャンピオン級かも 2021年中央競馬全重賞東西勝ち鞍対決は『関西馬9勝』対『関東馬7勝』

■2021年2月14日中央競馬開催終了

■今週の東西対決結果

今週の重賞は東西で計3鞍
関西馬 関東馬
1勝 2勝


■今週の重賞ウィナー

日時 レース 勝馬 性齢 時計 着差 所属
2/13 クイーンC
芝1600M
G3 アカイトリノムスメ 牝3 1:33.3 クビ 美浦
国枝栄
2/14 共同通信杯
芝1800M
G3 エフフォーリア 牡3 1:47.6 2馬身1/2 美浦
鹿戸雄一
2/14 京都記念
芝2200M
G2 ラヴズオンリーユー 牝5 2:10.4 1馬身1/4 栗東
矢作芳人


今週の重賞は3鞍。

東西勝ち鞍対決は、
関西馬1勝』対『関東馬2勝』・・・

クイーンカップ(G3)は、
関東馬アカイトリノムスメ(牝3歳 美浦国枝栄厩舎)が勝利。

関東馬の勝利は、3年振りで、
1984年のグレード制施行後、27勝目。(※手元調べ、以下同じ。)

期待したアールドヴィーヴル(牝 栗東今野貞一厩舎)は2着・・・

昨年10月京都のデビュー戦以来久々の2戦目。
小柄でしかもマイナス18キロ。
それでいての結果としては、上々・・・

かもしれないが・・・

遠征でしかも久々のレースで大幅体重減は、
能力よりもむしろ体質、メンタル面に心配が大きい。

この一族、
母の兄弟、妹を想い起こすと、
皆相当な能力の持ち主だったと思うが、
大成しきれずにいるし、そうだった・・・

惜しい血筋・・・
この馬は果たしてどうか・・・

共同通信杯(G3)は、
関東馬エフフォーリア(牡3歳 美浦鹿戸雄一厩舎)が完勝・・・

関東馬の勝利は4年連続で、
1984年のグレード制施行後、25勝目。

勝馬・・・相当強い。
チャンピオン級かも。

スローの決め手勝負で、
ほぼヨーイドンの2馬身半差。

このメンバーにおいて、
各馬持っている能力のスケールの差がはっきりあらわれた・・・
と思う。

3戦3勝。
切れるし、競っても強い・・・
関東馬ながら惚れ惚れする走りっぷり・・・

この馬にクラシックを持っていかれても、
残念だけど、
関西馬贔屓としても納得するしかない・・・

期待したステラヴェローチェ(牡 栗東須貝尚介厩舎)も、
シャフリヤール(牡 栗東藤原英昭厩舎)も、
残念ながら相手ではなかった・・・

頼みは、
2歳王者ダノンザキッド(牡 栗東安田隆行厩舎)のみか・・・

それにしても、
勝馬の父エピファネイア

今日の時点で、
この世代には『牡馬』にチャンピオン候補が2頭。

・・・2頭とも関東馬、は至極残念・・・

対して、
父としてもライバル関係になるキズナは、
依然として際立つ『個』を輩出できないまま・・・

産駒の平均を比較すると、
両馬ほぼ互角か、少しキズナが上回るが、
突き抜けた能力を保持する『個体』の魅力としては、
エピファネイア産駒が今のところ断然。

聞くところによると、
キズナも、
この2世代の好成績によって、
社台グループにおける地位が向上?
繁殖馬のレベルがあがる?みたいで、
もしかすると、その中から突き抜けた『個体』が出現するのかも、
と期待したい。

平均点の高さよりも、突き抜けた個体を輩出できるか。

エピファネイアには、
今のところ、
次に血を繋ぐ【系】を築く力強さが溢れている。


2021年の中央競馬、重賞の勝利数は、

関西馬『9』勝 関東馬『7』勝

詳細は下記の通り。


■2021年JRA全重賞における東西対決結果

※数字は全て手元調べで公式なものではありません※

2021年中央競馬重賞 全16レース
  関西馬 関東馬 地方馬 外国馬
出走頭数 146 95 1  
出走数比率 60.33% 39.26% 0.41%  
勝利 9 7    
勝利比率 56.25% 43.75%    
勝率 6.16% 7.37%    
単勝回収率 68.6% 43.5%    
2着 11 5    
2着内比率 62.50% 37.50%    
連対率 13.70% 12.63%    
3着 9 7    
3着内比率 60.42% 39.58%    
複勝 19.86% 20.00%    
複勝回収率 82.2% 55.6%    
No. レース G 頭数 出走馬
所属先
結果
関西馬 関東馬 地方馬 海外馬 勝馬 2着 3着
16 京都記念 G2 11 8 3     西 西 西
15 共同通信杯 G3 12 6 6     西 西
14 クイーンC G3 16 6 10     西
13 きさらぎ賞 G3 11 6 5     西 西
12 東京新聞杯 G3 16 9 7     西
11 シルクロードS G3 18 12 6     西 西 西
10 根岸S G3 16 13 2 1   西 西 西
9 東海S G2 15 11 4     西 西
8 AJCC G2 17 7 10     西 西
7 日経新春杯 G2 16 11 5     西 西 西
6 京成杯 G3 12 6 6     西
5 愛知杯 G3 18 13 5     西
4 フェアリーS G3 16 3 13    
3 シンザン記念 G3 15 11 4     西 西 西
2 京都金杯 G3 16 15 1     西 西
1 中山金杯 G3 17 9 8