関西馬贔屓による中央競馬記録 ~関西馬対関東馬~

予想は一切ありません 中学生の頃から関西馬を応援してきた競馬ファンの視点で、中央競馬の記録を残していきます。

第37回ホープフルステークスは関西馬ダノンザキッドがデビューから無敗の3連勝で制覇!

第37回『ホープフルステークス(G1)』は、
関西馬8頭対関東馬7頭の構図で行われて、
1番人気の関西馬ダノンザキッド(牡2歳 栗東中内田充正安田隆行厩舎)が勝利。

『G1』に昇格して4回目で、関西馬が4連勝。。。

無敗馬の勝利も3年連続。

過去2年の勝馬は、『三冠馬』と『皐月賞馬』。
さて、
ダノンザキッドはこの2頭に続いてクラシックの勝馬になれるのか。

皐月賞と同じ舞台を勝利したが、
この時期の中山と春の中山ではコンディションが全く違う。

特に今年は非常に力がいる馬場に思えたし、
ダノンザキッドには向いた可能性もあり得るか?

春の絶好のコンディションの中山なら高速決着もある。
いや、
むしろダノンザキッドはそっちの方が向いているかも、とも思える。

それは2着に惜敗した、
関東馬オーソクレース(牡2歳 美浦久保田貴士厩舎)も同じか・・・

とにかく、
序盤掛かり気味で最後は押し切る、そんなレース粗削りなレース振りは、
危うさと隣り合わせではあるものの、
スピードとパワーを兼備した王者、になり得そうな大きな期待も。

来春を楽しみにしたい。

でも2着オーソクレースは走る・・・改めて実感。
皐月賞はもちろん、無事ならダービーでは猶更難敵になりそう・・・


このレースは元来、
阪神の『ラジオNIKKEI杯2歳ステークス』が前身。

それも含めて、
1984年に始まった『ラジオたんぱ杯3歳牝馬ステークス』を大元とする、
関西馬関東馬の対決史を下記にまとめた。

それとは別に、
中山に移設されてからの今年で7回目のレースにおける、
関西馬』対『関東馬』の数字を簡単に。
(『G2』として3レース、『G1』として4レース)

出走馬数(下段は出走比率)
関西馬 関東馬 地方馬
51 48 2
50.5% 47.5% 2.0%

 

結果①
  関西馬 関東馬 地方馬
1着 5 2  
2着 3 4  
3着 4 3  

 

結果②
  関西馬 関東馬 地方馬
勝率 9.80% 4.17%  
連対率 15.69% 12.50%  
複勝 23.53% 18.75%  


下のレースの歴史全体と比べると、
関西馬はほぼこの7年も同じ程度に結果を残している。

対して若干、
関東馬は物足りないかも・・・

まだ7年目が終わったばかり。

既に、
2歳の重賞として、
最後に行われるこのレースは、
世代で最も重要なレースとしての地位を実績で示してる。

今後もますますその重要性は定着する、に違いない。

関西馬贔屓としては、
東西のクラシック候補の最初の大一番?として、
肉薄する『東西対決』では、
関西馬の勝利をより期待するのみ。。。


1984グレード制施行後『ホープフルステークス』における『関西馬』対『関東馬

※データは全て手元調べで公式なものではありません※
1984年スタート『ラジオたんぱ杯3歳牝馬ステークス』を前身とする。

『※勝利比率』は関西馬関東馬が共に出走したレース数に対する数字
『※2着内比率』『※3着内比率』も同様
年齢表記は満年齢で統一

G1 中山競馬場 芝2000M 1984グレード制施行後今回まで37レース開催
  関西馬 関東馬 地方馬
出走頭数 407 69 8
出走数比率 84.1% 14.3% 1.7%
勝利 32 4 1
全勝利比率 86.5% 10.8% 2.7%
※勝利比率 76.2% 19.0% 4.8%
勝率 7.86% 5.80% 12.50%
単勝
回収率
69.0% 26.4% 112.5%
2着 31 6  
全2着内比率 85.1% 13.5% 1.4%
※2着内比率 73.8% 23.8% 2.4%
連対率 15.48% 14.49% 12.50%
3着 33 4  
全3着内比率 86.5% 12.6% 0.9%
※3着内比率 76.2% 22.2% 1.6%
複勝 23.59% 20.29% 12.50%
複勝
回収率
56.2% 49.4% 25.0%

 

年度別結果

頭数 出走馬所属先 勝馬 所属
関西馬 関東馬 地方馬 性齢 時計 勝馬 2着 3着
37回 20 15 8 7   ダノンザキッド 牡2 2:02.8 西 西
36回 19 13 6 7   コントレイル 牡2 2:01.4 西 西
35回 18 13 8 5   サートゥルナ―リア 牡2 2:01.6 西 西
34回 17 17 13 4   タイムフライヤー 牡2 2:01.4 西 西 西
33回 16 14 6 7 1 レイデオロ 牡2 2:01.3 西
32回 15 12 4 8   ハートレー 牡2 2:01.8 西
31回 14 17 6 10 1 シャイニングレイ 牡2 2:01.9 西
30回 13 16 14 2   ワンアンドオンリー 牡2 2:04.3 西 西 西
29回 12 7 7     エピファネイア 牡2 2:05.4 西 西 西
28回 11 16 14 2   アダムスピーク 牡2 2:02.4 西 西 西
27回 10 15 15     ダノンバラード 牡2 2:02.2 西 西 西
26回 09 15 13 2   ヴィクトワールピサ 牡2 2:01.3 西 西 西
25回 08 11 8 2 1 ロジユニヴァース 牡2 2:01.7 西 西
24回 07 13 11 2   サブジェクト 牡2 2:07.0 西 西 西
23回 06 11 11     フサイチホウオー 牡2 2:02.1 西 西 西
22回 05 12 11 1   サクラメガワンダー 牡2 2:01.9 西 西 西
21回 04 9 9     ヴァーミリアン 牡2 2:03.5 西 西 西
20回 03 13 11 1 1 コスモバルク 牡2 2:01.6 北海道 西
19回 02 14 12 2   ザッツザプレンティ 牡2 2:04.5 西 西 西
18回 01 16 15 1   メガスターダム 牡2 2:03.4 西 西
17回 00 12 10   2 アグネスタキオン 牡2 2:00.8 西 西 西
16回 99 15 13   2 ラガーレグルス 牡2 2:03.7 西 西 西
15回 98 11 10 1   アドマイヤベガ 牡2 2:04.1 西 西
14回 97 14 13 1   ロードアックス 牡2 2:03.8 西 西
13回 96 15 14 1   メジロブライト 牡2 2:03.1 西 西 西
12回 95 15 14 1   ロイヤルタッチ 牡2 2:02.7 西 西 西
11回 94 11 11     タヤスツヨシ 牡2 2:03.4 西 西 西
10回 93 16 14 2   ナムラコクオー 牡2 2:05.7 西 西 西
9回 92 12 12     ナリタタイシン 牡2 2:05.8 西 西 西
8回 91 12 12     ノーザンコンダクト 牡2 2:05.9 西 西 西
7回 90 16 16     イソノルーブル 牝2 1:35.0 西 西 西
6回 89 11 11     レガシーワイス 牝2 1:35.8 西 西 西
5回 88 11 11     タニノターゲット 牝2 1:36.1 西 西 西
4回 87 14 14     プリンセススキー 牝2 1:36.6 西 西 西
3回 86 12 12     ドウカンジョー 牝2 1:35.5 西 西 西
2回 85 11 11     ダイナカンパリ 牝2 1:37.1 西 西 西
1回 84 7 7     二ホンピロビッキー 牝2 1:35.9 西 西 西

 

レース名 第1回から第7回まで『ラジオたんぱ杯3歳牝馬ステークス』
第8回から第17回まで『ラジオたんぱ杯3歳ステークス』
第18回から第22回まで『ラジオたんぱ杯2歳ステークス
第23回から第30回まで『ラジオNIKKEI杯2歳ステークス
第31回から現行
競馬場 第1回から第30回まで阪神競馬場
(第7回のみ京都競馬場
第31回から現行
コース 第1回から第7回まで芝1600M
第8回から現行
グレード 第23回まで『G3』
第24回から第26回まで『Jpn3』
第27回から第30回まで『G3』
第31回から第33回まで『G2』
第34回から現行