母の母の父(三代父)ディープインパクト、キングカメハメハ
■MYトリビア■
先週、1月31日小倉競馬場。
第5レース メイクデビュー小倉。
11番人気ながら5着したのは、クリノネモフィラ(牝3歳 栗東長谷川浩大厩舎)。
この馬の三代血統構成は、
父 | ハービンジャー | Dansili | デインヒル |
Hasili | |||
Penang Pearl | Bering | ||
Guapa | |||
母 | エクディス | クロフネ | フレンチデピュティ |
ブルーアヴェニュー | |||
マギストラ | ディープインパクト | ||
マンファス |
となる。
祖母(母の母)はキングカメハメハの半妹。
そして、
母の母の父に、『ディープインパクト』の名が。
母の母の父(三代父)に???
見た記憶がない・・・
ディープインパクトが三代父に登場する最初の馬かな?
と思って調べた。
残念ながら、最初の1頭ではなかった。。。
手元調べで、
中央競馬で走った馬としては、『2頭目』だった。(※あくまで手元調べ。)
3年遡って、
2017年生まれ、2016年生まれ、2015年生まれのそれぞれ、
現4歳世代、5歳世代、6歳世代には、見つからなかったから。
最初の馬は、
(おそらく)
2020年8月23日、
新潟競馬場 第6レース メイクデビュー新潟において、
11番人気で17着に終わった、
『ハニークイーン(牝3歳 美浦水野貴広厩舎)』だと思われる。
3代血統構成は、
父 | マツリダゴッホ | サンデーサイレンス | Halo |
Wishing Well | |||
ペイパーレイン | Bel Bolide | ||
フローラルマジック | |||
母 | アイルキャッチユー | アイルハヴアナザー | Flower Alley |
Arch's Gal Edith | |||
グラニースミス | ディープインパクト | ||
アップルマティーニ |
こんな感じ。
サンデーサイレンスの『2×4』が目立つ。
しかしこの馬、
残念ながら、
その後2戦して、(8着、16着)
昨年12月の中京の未勝利戦を最後に、登録抹消されている様子。
ということは現時点では、
中央競馬で走っている競争馬で、
ディープインパクトを母の母の父(三代父)に持つのは、
クリノネモフィラ、だけ、と思われる。
もちろん、
今後はどんどん表れて、普通、になっていくのだけれど。。。
何はともあれ、『最初』(ではないけど)は、特別。。。
ディープインパクトが父として最初に産駒をこの世に送ったのは、2008年。(※誕生年)
それから12年が経過して、
母の母の父にディープインパクトを配した競争馬ハニークイーンがターフに登場。(昨年8月)
ディープインパクト、
とくれば、どうしても比較したくなるのが、『キングカメハメハ』
手元調べで、 今日現在、
2018年生まれの3歳世代に、
キングカメハメハが母の母の父に登場する競争馬は、
既に『5頭』中央競馬で走っているのを確認。
デビューが早かった順に、
カオリナイト (牝3歳 美浦藤原辰雄厩舎)父ペルーサ 4戦0勝
マリアエレーナ(牝3歳 栗東吉田直弘厩舎)父クロフネ 4戦1勝
ミヤビハイディ(牝3歳 美浦高橋文雅厩舎)父エピファネイア 3戦1勝
ドバイウィンド(牡3歳 美浦鈴木伸尋厩舎)父ナカヤマフェスタ 3戦0勝
ジーハーモニー(牝3歳 栗東松下武士厩舎)父グランプリボス 3戦0勝
『最初の1頭』はというと・・・
おそらく、
2015年生まれの『ランドヘルメース(父タートルボウル 牡 栗東安達昭夫厩舎)』
だと思われる。
2017年11月25日京都競馬場 メイクデビュー京都
16番人気で14着、がデビュー戦の結果。
その後、中央で未勝利、
園田へ移籍、3戦して3勝、再度中央へ戻ってくるも、勝てないまま2年前に登録抹消。
種牡馬キングカメハメハが、
最初の産駒を世に送ったのは、2006年。(誕生年)
それから11年で、自身が母の母の父となる競争馬ランドヘルメースがターフに。
単純な種牡馬成績(数字)としては、
2頭とも、日本競馬に燦然と輝く種牡馬ながら、
既にディープインパクトが圧倒(とは言い過ぎか?)した感はあるけれど、
後世に及ぼす血の影響力は・・・どうかな?
人それぞれ見方はあるかもしれない。
個人的には、
現時点で、
数字(種牡馬成績)とは逆転、
『キングカメハメハ系』が圧倒している、
と思える。
でも、
この2大種牡馬によるこの世を去っても続く『勝負』はまだまだこれから。
可能な限り見届けたい。