関西馬贔屓による中央競馬記録 ~関西馬対関東馬~

予想は一切ありません 中学生の頃から関西馬を応援してきた競馬ファンの視点で、中央競馬の記録を残していきます。

関西馬と外国人騎手のコンビが4連勝中のエリザベス女王杯

今週末はエリザベス女王杯(G1)。。。


これから年末まで毎週、『G1』レースが連続する、

競馬ファンにとっては、春5月と並ぶ、心躍るクライマックスシーズンがスタート。


競馬は洋の東西を問わず、『牝馬の時代』と強調されて久しい。

今まさにその頂点に君臨するアーモンドアイ(牝5歳 美浦国枝栄厩舎)が、

2週後のジャパンカップを最後に引退する、らしい。


エリザベス女王杯と、そのアーモンドアイ。

『チャンスは3度あって』結局出走は無かった・・・

それは当然、

牡馬に勝る『牝馬の時代』の女王故に、

より価値の高いジャパンカップ天皇賞・秋を舞台としたから。


牝馬の時代』の系譜に並ぶ過去の『名牝』達を思い起こすと、

案外、エリザベス女王杯とは無縁ではない。


ウォッカは出走こそなかったけど、

3歳時に出馬メンバーに名を連ねたし(出走取消)、

そのレースを制したのは、

『G1』を4勝し生涯2着を外さなかったライバル、ダイワスカーレット


ブエナビスタもらしくない結果だったけど出走している。

エアグルーヴは上の3頭とは違って、5歳になって出走。

次代の女王候補?クロノジェネシスも(牝4歳 栗東斉藤崇史厩舎)も昨年は出走していた。


アーモンドアイと同じく牝馬のチャンピオン決定戦に見向きもしなかった?のは、

これもまた三冠牝馬ジェンティルドンナ


ジャパンカップでそのアーモンドアイと最初で最後の対決に臨む、

史上初めて無敗で三冠牝馬となったデアリングタクト(牝3歳 栗東杉山晴紀厩舎)は、

牝馬の時代の系譜を受け継いで、

今後もエリザベス女王杯とは無縁で、

牡馬とレースを続ける競争馬生活を送ることになるのか。


とりとめがない・・・


さて、

今年のエリザベス女王杯。。。

京都が改修工事の為、阪神の2200M戦。

宝塚記念や春の大阪杯の時などいつも思う・・・

『外回りコース』を設定できないものか・・・


内回りコースが悪い訳じゃなけいど、

ただ単に、

『G1』レースは、

その競馬場でより広いコースがあるなら、その舞台でレースをさせてあげたい・・・

と思うだけ・・・


関西馬が4連勝中。

その鞍上はいずれも外国人ジョッキー。

昨年の覇者ラッキーライラック(牡5歳 栗東松永幹夫厩舎)の今年の鞍上は、

初騎乗ルメール騎手。

これ以上を望めない鞍上を迎えて連覇達成かな?????


1996年に古馬に開放されてから昨年まで24回のレースの勝馬を年齢別に集計すると、

勝馬頭数
3歳 8頭
4歳 11頭
5歳 5頭

(※手元調べ)

となる。


年齢別の出走総数が不明で、

勝馬数の絶対値がどの程度勢力を表すのかは不明・・・


秋も深まって3、4歳馬が主役となるのも普通といえば普通。


今年のメンツも、

上位と思われるのは、やはりこの三世代。。。当然。


出走馬の数を思えば、

下記の通り勝馬率で関西馬を凌駕する関東馬を代表する、

ノームコア(牝5歳 美浦萩原清厩舎)はやっぱり難敵・・・


関西馬贔屓としては、

最近さっぱり影が薄くなってしまった、

ミルコ・デムーロ騎手とラヴズオンリーユー(牝4歳 美浦矢作芳人厩舎)の人馬に、

一番最初にゴールを駆け抜けてもらいたい。

いつもいつも勝馬ルメール騎手では・・・

でもラッキーライラックが連覇を果たしても単純に喜べるのが関西馬贔屓の性。。。


1984グレード制施行後『エリザべス女王杯』における『関西馬』対『関東馬

※データは全て手元調べで公式なものではありません※

G1 阪神競馬場 芝2200M 1984年以降昨年2019年まで36レース開催
(※本年は京都競馬場改修工事の為阪神競馬場開催)
  関西馬 関東馬 地方馬 外国馬
出走頭数 464 146 1 11
出走数比率 74.6% 23.5% 0.2% 1.8%
勝利 23 11   2
勝利比率 63.9% 30.6%   5.6%
勝率 4.96% 7.53%   18.18%
単勝
回収率
153.4% 143.6%   101.8%
2着 31 5    
2着内比率 75.0% 22.2%   2.8%
連対率 11.64% 10.96%   18.18%
3着 27 8   1
3着内比率 75.0% 22.2%   2.8%
複勝 17.46% 16.44%   27.27%
複勝
回収率
87.9% 54.7%   115.5%

 

年度別結果

頭数 出走馬所属先 勝馬 所属
関西馬 関東馬 地方馬 外国馬 性齢 時計 勝馬 2着 3着
44回 19 18 13 5     ラッキーライラック 牝4 2:14.1 西 西 西
43回 18 17 12 5     リスグラシュー 牝4 2:13.1 西 西 西
42回 17 18 15 3     モズカッチャン 牝3 2:14.3 西 西 西
41回 16 15 12 3     クイーンズリング 牝4 2:12.9 西 西 西
40回 15 18 13 5     マリアライト 牝4 2:14.9 西
39回 14 18 14 4     ラキシス 牝4 2:12.3 西 西
38回 13 18 11 7     メイショウマンボ 牝3 2:16.6 西 西 西
37回 12 16 11 5     レインボーダリア 牝5 2:16.3 西 西
36回 11 18 11 5   2 スノーフェアリー 牝4 2:11.6 西
35回 10 17 9 6   2 スノーフェアリー 牝3 2:12.5 西
34回 09 18 14 3   1 クィーンスプマンテ 牝5 2:13.6 西 西
33回 08 18 11 5   2 リトルアマポーラ 牝3 2:12.1 西 西 西
32回 07 13 10 3     ダイワスカーレット 牝3 2:11.9 西 西 西
31回 06 15 12 3     フサイチパンドラ 牝3 2:11.6 西 西 西
30回 05 18 14 3   1 スイープトウショウ 牝4 2:12.5 西 西 西
29回 04 18 14 3   1 アドマイヤグルーヴ 牝4 2:13.6 西 西
28回 03 15 9 4   2 アドマイヤグルーヴ 牝3 2:11.8 西 西
27回 02 13 9 4     ファインモーション 牝3 2:13.2 西
26回 01 15 14 1     トゥザヴィクトリー 牝5 2:11.2 西 西 西
25回 00 17 14 3     ファレノプシス 牝5 2:12.8 西 西
24回 99 18 13 5     メジロドーベル 牝5 2:13.5 西 西
23回 98 14 11 3     メジロドーベル 牝4 2:12.8 西 西
22回 97 15 14 1     エリモシック 牝4 2:12.5 西 西 西
21回 96 16 13 3     ダンスパートナー 牝4 2:14.3 西 西 西
20回 95 18 14 3 1   サクラキャンドル 牝3 2:27.2 西 西
19回 94 18 15 3     ヒシアマゾン 牝3 2:24.3 西 西
18回 93 18 15 3     ホクトベガ 牝3 2:24.9 西 西
17回 92 18 14 4     タケノベルベット 牝3 2:27.1 西 西
16回 91 18 13 5     リンデンリリー 牝3 2:29.6 西 西 西
15回 90 18 12 6     キョウエイタップ 牝3 2:25.5 西
14回 89 20 14 6     サンドピアリス 牝3 2:28.8 西 西 西
13回 88 18 16 2     ミヤマポピー 牝3 2:27.2 西 西 西
12回 87 20 14 6     タレンティドガール 牝3 2:29.3 西 西
11回 86 19 13 6     メジロラモーヌ 牝3 2:29.1 西
10回 85 20 13 7     リワードウイング 牝3 2:26.8 西
9回 84 21 18 3     キョウワサンダー 牝3 2:28.4 西 西 西

※年齢表記は満年齢で統一

競馬場 本来は京都競馬場開催
コース 1995年まで芝2400M
1996年から現行
出走資格 1995年まで『3歳牝馬』(旧4歳)限定
1996年より『3歳以上牝馬』(旧4歳)の現行